空条承太郎は館の中庭を歩いていた

承太郎「...中庭には誰もいないようだな……」

承太郎は扉の前まで歩いてきた
そして用心深くドアを開ける

承太郎「...!...この館...『広い』!!
外から見た時より圧倒的にッ!」

???「そこに誰かいるんですか!?」

承太郎「!」バッ

承太郎が振り返るとそこには銀髪のメイド服を来た女性が立っていた

承太郎(やれやれだ...門番の次はメイドか...)

メイド「侵入者...あなた、美鈴を倒したんで
すか?」

承太郎「……お前もなにか『能力』ってやつを
持っているのか?...この外と中で広
さが違う館はお前の仕業か」

メイド「...そうです」

承太郎「...お前もご主人様と同じ『吸血鬼』
なのか?」

メイド「……私は『十六夜 咲夜』人間です」

咲夜「さっきからあなた人にきいてばっかり
ですね、少しは自分の事を教えてくれ
てもいいのでは?」

承太郎「...俺の名は『空条 承太郎』...この館
にいる『吸血鬼』に会いにきた...」

咲夜 「あなた人間ですよね...どうやって美鈴
を倒したんですか?」

承太郎「それは言えねえな」

ヒュッ

咲夜は承太郎めがけてナイフを投げてきた

ドスッ

ナイフは承太郎の真横の壁に刺さる

咲夜「もう一度ききます、あなたはどうやっ
て美鈴を倒したんですか?」

承太郎「...」

咲夜「言う気は無いみたいですね...仕方な
い...お嬢様達の今日のケーキの材料に
でもなって貰おうかしら」ジャラッ

咲夜は大量のナイフを手に持った

承太郎 (!『お嬢様達』...だと……まさかこの館の主は...『女』か...)

ヒュンヒュンヒュンッ

大量のナイフが承太郎めがけて
飛んで来たッ!

『オラオラオラオラオラァ!』

すかさず承太郎はスタープラチナを出して全て弾く

咲夜「ナイフが!...あなた何をしたんです
か!?」

承太郎「さあな...」

承太郎(スタープラチナが見えていない...
やはりスタンドとは別の能力って
わけか……)

咲夜「ッ!」

咲夜(ヤバイ...この承太郎とか言うやつの能力
がわからないッ!
何かされる前に倒さなくては!)

ドォオオン

時が止まった、やはりこれは承太郎が止めてるのではない

咲夜「死んでもらいます」

ヒュッ

咲夜は止まった時の中で承太郎に向かってナイフを投げる

承太郎(何ッ...こいつの能力...空間を操るだけ
ではないのかッ!)

『オラァ!』

承太郎はスタープラチナでナイフを弾いた

咲夜「なんてこと...時を止めても弾かれるな
んて...この人の能力はいったい...」

承太郎(やはりスタープラチナが見えていな
い…どうにか止まった時の中を動ける
ということは悟られないように
できそうだ…)


ドゥーン
時が動きはじめた

カラーン
スタープラチナが弾き飛ばしたナイフが落ちる

承太郎(しかし...まさかこいつが時を止めてい
たとはな...やれやれ……
厄介な相手だぜ...)

__________その頃杜王グランドホテルにいるジョセフ・ジョースターは戸惑っていた...

ジョセフ「承太郎のやつ遅いのー」

赤ちゃん「うー...」

ジョセフに抱かれた赤ん坊は不安そうにジョセフを見つめる

ジョセフ「よーしよし『静』お前も心配か、
わしもじゃよ、何か嫌な予感がす
る、わしはそれを感じるよ...」

ジョセフ(さっき試しに念写してみたが写った
のは謎の路地と『隙間』のようなも
のだけじゃ...…)

静「...」

静と名付けられた赤ん坊はなおも心配そうにジョセフを見続ける

ジョセフ「こうしておっても仕方ないわい、
どおれ、承太郎を探しに行くかの
お!」

静「! キャッキャッ」

_____場面は戻り紅魔館...____

咲夜 (この人の能力がわからない以上迂闊に
近づけないッ!どうすれば...)

承太郎 (……さっきので気づいたが…だんだん
長く止まった時の中で動くことができ
るようになっている...どうやら
『DIO』のときのように他のやつが長
く止めているとそれに引っ張られるよ
うに俺も長く止められるようになって
るみてえだな...)

咲夜 (...『結界』この人は結界を張っている
のか?...落ち着け私...何とかしてこの
人の能力を見破るんだ) タタッ

咲夜は承太郎に突っ込んでいく

承太郎「ヤケになったか...」

咲夜「ハアアアアアアッ!」

『オラァッ!』

スタープラチナは咲夜の腹部を殴った...
殴ったはずだった

しかしそこに咲夜の姿はない

承太郎 (時を止めたわけではない...ならばど
うやってッ!)

咲夜「『時を圧縮した』...」

背後から声が聞こえた

承太郎「!」

ズアッ
咲夜がナイフを承太郎に向けて振り下ろす

承太郎 (くそ...間に合わないッ!)

ドオーン

咲夜「!?」

『オラァッ!』

スタープラチナがナイフを叩き落とした

ドゥーン 時が動き始めた

咲夜「時が...今あなた...『振り返った』
わね...私と似た能力、まさかこんな事
があるなんて」

承太郎「...」

咲夜「もう一つわかっった事があるわ、あな
たのその結界、無敵じゃないんですね
じゃなきゃわざわざ時を止めたりしな
い!」

承太郎 (なんて事だ...全てバレてしまった……
このままではこっちが圧倒的不利
だ...)

咲夜「...試しに、全方向からナイフを飛ばし
て見ましょうか...フフフ」

承太郎「ッ...」

???「そこで何をしているの?咲夜」

咲夜「!……『お嬢様』!」

承太郎 (こいつが...『吸血鬼』...!)

TO BE CONTINUED...