岸辺露伴は魔法使いの霧雨魔理沙と共に箒に乗ってどこかへ向かっていた

露伴「……というわけで僕等はここにやってきたってわけさ」

魔理沙「なるほどな…」フムフム

露伴「ここはずいぶんと自然豊かなとこだな...あそこにあるのは何だ?」

魔理沙「『人間の里』だよあそこに人間達が住んでるのさ」

露伴「...まるで人間以外の化物でも居るっていうような言い方だな」

魔理沙「ああ、いるぜ!例えば今あそこに見える竹林には...ってなんだあれ!」

魔理沙は竹林を指差し言う


そこには奇妙な光景が広がっていた

削れた地面、途中から枝分かれしている竹、異様に短い竹、等
普通じゃありえないものばかりだった

露伴「フム...なるほど……」

魔理沙「露伴、わかるのか?」

露伴「ああ、あれはきっと...」


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億泰「くっそーどこだどこだああああ!出口はどこなんだよぉぉッ!!」 ガオンッ


虹村億泰は ザ・ハンド でそこら中の竹を削りながら出口を探していた

???「そこまでだ!」 ゴォッ

億泰「なんだぁ!?...炎!?」

億泰目掛けて炎の塊が飛んできた

億泰「『ザ・ハンド』ッ!」ガオンッ

???「ッ!お前は何者だ!これ以上この竹林を荒らすなら容赦しないぞ!」

どうやら炎を飛ばしてきたのはこの少女のようだ。

億泰「いきなり攻撃してきやがって!お前!敵だな!」グオッ

億泰はその少女に飛びかかる

少女「あ、おいそこには...」

ズボッ

億泰「うわぁああ!」 ヒュー

少女「落とし穴が...ってもう遅いか...」

ドーン

億泰「うぐ……」バタッ

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少女「...というわけなんだ、頼む」

少女は医者...というには少々奇抜な服を着た女性に頭を下げた

女性の名は『八意 永琳』ここ、『永遠亭』にて薬剤師のようなものをしている

永琳「てゐの落とし穴のせいで...この方には申し訳ないわ...」

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億泰「...ハッ!」

億泰は目を覚ました
どうやら億泰はベットに寝かされていたみたいだ

永琳「あら、結構すぐ起きたのね」

億泰「あんたが助けてくれたのか...」

永琳「いや、落とし穴に顔から突っ込んだあなたをここまで運んできたのは彼女よ」

億泰「な...」

少女「よう、無事で何よりだ。」

億泰「お前...敵じゃなかったのか!?」

少女「ハア!?今更かよ!?」


その後話をして億泰は、彼女は『藤原 妹紅』という名で、竹林で道案内のボランティアをしている『不老不死』の人間だと言うことを知った

億泰「『不老不死』...かなんか親父が心配になってきたぜ」

妹紅「なんだ?億泰の親父も不老不死なのか?」

億泰「いや、俺の親父は...」

億泰が語ろうとした瞬間

ドゴォォン!

大きな爆発音がした

永琳「!?この爆発は...ッ!」

魔理沙「よう!『虹村億泰』を貰いにきたぜ!」バーン

億泰「な...んだと!?」

永琳「やはりあなたね...外にいるはずの2人はどうしたのかしら?」

魔理沙「ああそいつらなら...」


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露伴「恨むぞ魔理沙...なんでボクがこんなヤツらの相手をしなくっちゃあならないんだ...」

露伴は制服のようなものを着ているうさ耳の少女と、背の低い子供のようなうさ耳の少女と対峙していた

制服うさ耳「師匠の所に早く行かなきゃッ!『てゐ』!いくよ!」ビッ

制服のうさ耳が背の低いうさ耳に向かって言った
つまり背が低い方の名前は『てゐ』ということだろう

てゐ「『鈴仙』!さっさとアレやってよ!」

露伴 (もう1人の名は『鈴仙』か...)

鈴仙「何者かは知りませんが気絶していてもらいます…」

少女は意識を集中し露伴を見つめる

露伴 (ム...あいつ...目が赤く光っているな....)

すると

露伴「な...ウ...グ……グアァアア」

露伴の様子がおかしい

てゐ「かかった!鈴仙の能力の1つ『狂気を操る程度の能力』!これで奴もイチコロ ウサ!」バッ

てゐが露伴に飛びかかる!

露伴「かかったのはそっちの方だったな...」ニヤリ

てゐ「!」

鈴仙「そんな!私は確かに能力を...!」

露伴 (やはり魔理沙が言っていた通りだ...こいつの能力...)

露伴は能力を理解した上で自分にヘブンズ・ドアによって『自分は波長を乱さない』と書き込んでいたのだ

露伴「ヘブンズ・ドア!」 シュババババッ バーン

てゐ「な...」パラパラパラパラ

てゐの体の一部は本になってしまった

露伴「君の記憶を読みたいが、今はそれどころじゃないからな」シュバババッ

『岸辺露伴に攻撃できない』

鈴仙「あ…あなたてゐに何を!?」

露伴「さて...君も資料になってもらおう...君の能力は通用しないし...諦めるんだな」

露伴は鈴仙に歩み寄る

鈴仙「ッ!何をしたのかは知りませんが私の能力の本質は『波長を操る程度の能力』!諦めるわけにはいきません!」ヒュッ

彼女の指から銃弾のようなものが飛ばされた

ヒュッ ヒュッ ヒュッ

さらにその銃弾はどんどん分裂していく!

露伴 (これは幻覚...いや、『全部本物』だ!)

露伴「ウグッ」ドシュッ

露伴は避けきれず被弾してしまった

鈴仙「さあ!観念してください!」ビシィッ

鈴仙は露伴に指を向け警告する

露伴「フ...フフフ...」

鈴仙「!?」

露伴「ここに来てから...色々なものを見れた...最高だ......どれも杜王町じゃ体験できないよ...」

鈴仙「こんな時に何を...」

露伴「『経験』を積んだんだ...僕は『成長』しなくてはならない!」

鈴仙 (何かヤバイ!早く倒さなくてはッ!)

その時

バキバキィ

鈴仙「え?」

鈴仙の方に向かって何本もの竹が倒れてきた

ドォォオン

鈴仙は竹の下敷きになってしまった

鈴仙「ど...どうやって......!」

その時、鈴仙は何かに気がついた

鈴仙 (な...なんだこれ竹の一部が...『本』に...)

『鈴仙が近づいたら倒れる』バーン

露伴「ハハハハッ!僕の漫画はもはや『モノ』の記憶さえ奪える!……さて、君も本にさせて貰おう」

鈴仙「う...」

鈴仙 てゐ 再起不能

露伴「しまった!仗助がいないから僕の傷が治せないじゃあないかッ!」

TO BE CONTINUED...