エピローグ さよなら杜王町 -黄金の心

僕(神崎 大輔)の住む・・・・
僕たちの町・・・・・
鍬王町は、とても深く傷ついた・・・
 
いや・・・・
正確に言えば、町が生んだ白鳳鳳作という怪物によって町自身は傷つけられた・・・・
 
犬山さんの家族は息子が帰るのをずっと待つのだろう・・・・
白鳳鳳作に殺された猫や、その飼い主の帰りを家族たちはこれからもずっと待つのだろう・・・・
傷の痛みが深く現れてくるのはこれからなのだろう・・・・
 
いったい・・・・この痛みはどうやって消せばいいのだろう?
僕には分からない・・・
 
町の未来にとって命取りになるのか
さもなくば、いずれ消え去るのだろうか
--僕には分からない
 
千鶴さんは白鳳が居なくなったが、この町を守るためにこの町にまだいるらしい。
 
僕たちはあれから白鳳の日記を読んで、僕の記憶について分かるものを探していた。
 
そして、ついにそいつがアメリカ大陸の何処かにいるということを知り、鍬王町を旅立とうとしていた。
 
・・・・・・・・・・・・・・
 
大輔(心配ですか?康一さん・・・)
 
大輔(町にまだ、白鳳のようなスタンド使いがいるかもしれないのに・・・・
この町を離れてもいいのかと・・・)
 
康一(うん、少しだけど・・・)
 
大輔(この僕たちの、鍬王町の事件について、言えることがひとつあります・・
この町の人たちは黄金の心を持っているということです・・・)
 
大輔(その精神は、白鳳の事件を知らない他の人たちの心の中教えなくてもにも受け継がれていきますよ・・
そして次なる世代にも・・・・)

愛実(大輔くーーーん、康一ーーーッ!)
 
康一(またきっと戻ってきますよ、愛実さーん!)
 
大輔(やれやれ、別れも湿っぽくないですね・・・・・
ま、そっちの方が別れやすくて・・・いいですけど・・・・・)
 
愛実(元気でなぁーーッ!)
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
こうして1999年の夏休みは・・・
 
ほとんどの人々にとっていつもの夏と同じように当たり前に・・・・
 
過ぎていった・・・・
 
 
 
鍬王町の奇妙な冒険
 
  --完--