女「休日なのに早く目が覚めてしまった… まだ6時すぎじゃん…」
女(もう一眠りしようかな…いや、でもここでまた寝たら昼過ぎに起きることになるだろうし、それだとせっかくの休日を無駄にしてしまう)
女「… よし!起きよう」

女(歯をみがいて…)シャコシャコ
女(顔を洗う… 冷たい水が気持ちいい)パシャパシャ
女(…服は… てきとーに、このシャツと…パーカーをはおって…と。下はジーパンでいっか)
女(髪のびてきたなあ…そろそろ切りに行かなきゃいけないけど…美容師さんとお話するのがなあ… )髪の毛サッサッ

女「さて、身支度は整えた。これから何をしよう」
女「…おなかすいた」グウウ…
女「めずらしい、いつも朝は食欲がないのにな…」
女(何食べようかな)
冷蔵庫ガサゴソ…
女「とりあえず卵とベーコン、食パンを焼こう」
女「…野菜も食べようかな。 あ、レタスが少し残ってる…」
女(洗うのが面倒だからひとつの大きいお皿に全部乗せてしまおう)
チーンッ ジュウジュウ…
女「お、パンが焼けたな。卵とベーコンもいいかんじ」
ヨイショ… ノセノセ
女「…よし!いただきます!」
ザクッ… モグモグ… シャキッ… パクパク…

女「…ごちそうさまでした!っと」
女「食後に何か飲みたいな… おっと牛乳がある。温めて飲もう。」

…チーン ホカホカ…
女(おいしい…心も体もぽかぽかになる…)ゴクゴク
女「さ、飲み終わったし洗い物をしよう」ガチャガチャ…
ザー…

女「身支度を整え、朝ごはんを食べて、洗い物をしてもまだ8時前か」
女「ほんとに早起きすると時間がたくさんあるなあ…」
女「…天気いいし、適当にぶらぶらしよっかな 家にいてもやることないし」
女「戸締まりして、と… 」
女「よし、しゅっぱーつ!」

テクテク…
女(空が青い…綺麗だなあ)
女(いつまでも歩いていられる)
…クンクン
女「いいにおいがする…あ、こんなところにパン屋さんがあったんだ」
グウー
女「…」
女「今食べてきたばかりなのに焼きたてパンのにおいをかいだとたんにお腹がすくとは…」
女「…まあいっか。おいしそうだ、何か買おうっと。」
自動ドアスイーッ 焼きたてパンのにおいホワーッ
女(わあ、どれもおいしそう!迷うなあ)
女「…うーん、食後だし甘いのがいいかな…」
ウーム… トングカチカチ…
女「よし、あんぱんと…土日限定と書かれてるしこのとうもろこしパンにしよう。」
女「… チョコドーナツもひとつ…。」サッ
店員「340円になります」
女「300と、ちょうど40円で」カチャッ
自動ドアスイーッ アリガトウゴザイマシター

女(さて、買ったはいいもののどこで食べようかな)テクテク
女「…たしかここらへんに運動公園が… あった、今日もにぎわってるなあ」
ワイワイ
女「ベンチに座ってと」
女「いただきます!」ガサガサ
モフモフ…
女(…あ、こしあんだ。つぶあんよりもこしあん派だからうれしいなあ。ちょうどいい甘さだ…生地ももちもちでおいしい)
女(とうもろこしパン、限定だからと買ったけどどんなかんじなんだろ…) パクッ
女「…シンプルなパンにとうもろこしがところどころ入ってるのか。パン全体にとうもろこしの味が薄くついている。」モフモフ
女(おいしい、また買おうかな)
女「最後はチョコドーナツ!」
女(ああ… もちもちの生地にトロトロなチョコがついている、これぞチョコドーナツだ)
モフモフ… パクッ モグモグ…
女「ふう、おいしかった。ごちそうさまでした。」
女「さ、散歩再開っと」
トコトコ…

女「…あら、並木道だ。こんなのがあったんだ。」
女「今は木に葉がほとんどついてないけど、春には桜が、そのあとは新緑で綺麗なんだろうなあ」
女「ザ 並木道ってかんじの並木道だなあ」
ワンワン タッタッタ…
女(犬の散歩をしてる人が多いなあ …ジョギングしてる人もいる)
女(いろんな人が通る… 楽しいなあ )
女「写真撮っとこ… 」 パシャリ
女「青い空、たくさんの木が並ぶ道」
女(…せっかくだし道の終わりまでいってみよう)テクテク

女「…ふう、ここで終わりかあ」
女(結構長かったなあ、でも歩いてて飽きなかった)
女「お、こっちだと少し大通りになるんだ。さっきは住宅がたくさんならぶ並木道だったけど今度はいろんなお店がたくさん…」
女「…写真館、弁当屋、服屋、古本屋、時計屋…」
女(個人のお店が多いなあ、どの店も古くからやってきて地域の人に愛されてるのだろう。みんな小さく古い建物だけれどそこにいるお客さんや店員さんの表情は楽しげだ)
女「…いいな、こういうの…」
女(人々があたたかい)
女「…と、もう12時か。」
女(…)グウウ~…
女「この定食屋に入ってみようかな」
ガチャッ イラッシャイ!
店のおばさん「お好きな席へどうぞ」
女「はい、 …じゃ、この窓際の席を」
おばさん「おひやとおしぼりです。メニューはこちらです。」
女「ありがとうございます、 …何頼もう」
…ペラッ ペラッ
女「よし、決まった …すいませーん!」
おばさん「はいはい」
女「えっと、このからあげ定食をひとつ。ごはん大盛りで。」
おばさん「はい、少々お待ちください。」
女(…つい大盛りにしちゃった。大盛り無料なのと写真がおいしそうだったからなあ。ふふ、楽しみ!)
女(早く来ないかな) お水ゴクゴク

おばさん「おまちどうさま、からあげ定食です。」ゴトッ
女(きたきた! あー!写真どおり、おいしそう~!)イタダキマス!
モグモグ…
女「…くう… おいしい…!」
女(あつあつできたてのからあげ、噛むと油がジュワッと出てくる!しかもたくさん!新鮮シャキシャキキャベツも大盛り!食べこたえあるなあ。ごはんも炊きたてほかほか、白くてぴかぴか、もちろん味も最高!)
モグモグ!パクッ!ガツガツ!!

女「…はあ、ごちそうさまでした…。しあわせ…」
女「もう入らないや…」グデーン…
女「…ん?」チラッ
メニューのデザート欄「あんみつ 380円」
女(…)
女「すいませーん!あんみつひとつくださーい!」
女(デザートは別腹ってね!)エヘヘ…
女「お、きたきた」
パクリ
女「ん~…もちもち白玉、程よい甘さのあんこ、ぷるぷるゼリー… さくらんぼは最後にしよう」
ムシャムシャ… アマアマ…
女「…ごちそうさまでした、ああ…。和食っていいなあ」
女「お会計おねがいします」
おばさん「からあげ定食とあんみつで合計1360円になります」
女「2000円で」
おばさん「はい、640円のお返しです。ありがとうございました。」ニコッ
ガチャッ
女「…ふう、さすがにおなかいっぱいだ…」
女「デザートまでゆっくり食べていたら1時過ぎだ。これ以上進むのはやめて戻ろうかな。」
女(えっと、自宅へはこっちの方向だな)
テクテク…

女「…こんなところに公園だ…。といってもベンチと滑り台しかないけど。」
女(小さい公園だなあ。人もいない。 …こういうさびれたかんじは好きだ)
女「ちょっとベンチで休もう」
ソヨソヨ…
女(秋風が気持ちいい… )
女(… おなかいっぱいなのと秋風の心地よさでいいかんじに眠気が…)ウトウト
女「…」
女「…スヤスヤ…」

……

女「はっ!」
女「…いけない、寝てしまった…! 時間は… 2時すぎか、よかったそんなに遅くはない」
女「けどちょっとはやめに歩いて戻った方がいいかもな。」
テクテク…

女「…やっと近所まで来た」フー
女「もう4時…今日はたくさん歩いたなあ…そのぶん食べもしたけど」
女(たまにこうしてあてもなく歩いていろんなものを見つける)
女(ゆっくりと時は流れる。)


女「… さてと、スーパーで夕飯の食材を買って帰ろう、今日は何が安かったっけな」

女(…こういうふうに、ゆるゆると過ごすのも悪くはない。)
女「こんな日々が、ずっと続けばいいな。」
女「へへ…」


終わり