1、悪魔は突然やってくる

男「悪魔のいる日常」
男(それはもはや“非日常”な気がするのだけども・・・ってツッコミはナシでお願いしますね)
男「ん・・・体が重いですね」パチッ
悪魔「いつまで寝てんだコラさっさと起きろ。そして飯をこさえろ」
男「・・・なんであなたはそう上から目線なんですか」
悪魔「だって悪魔だし?人間より偉いし?」
男「地獄からの使者が何を・・・」
悪魔「おい誰が○パイダーマッ!だ」
男「それより嫁入り前の娘が朝から異性の布団に潜り込んで何をしてるんですか」
悪魔「悪魔だし、ユ・ウ・ワ・ク?///」キャッ
男「頭から角が生えてて背中にコウモリの翼があって、先端に尖った矢尻の付いているデビルウーマンに言われても萌えもしませんよ」
悪魔「はぁーなんだホモか」ズルズル
男「僕はノンケです」
悪魔「ま~いいや。それより飯くれ飯」
男「自分で食べてきたらどうですか毎朝毎朝・・・」モゾモゾバサッ
悪魔「ぶぶっ」
男(この悪魔がうちに現れたのは3日前・・・)
**********************************************************
3日前@図書室書庫
悪友『グヘヘwwwおい男よ見ろ!「悪魔の書」見つけたぜwwwww』
男『元の所に返してきなさい』
男(ていうか何処から見つけてきたんでしょう・・・ていうか何故こんな本があるんですかうちの大学)
悪友『グヘヘwwwこれでサキュバス様とか呼び出してこの世の春だぜぇwwwワイルドだろぉ!?』
男『一瞬で春が終わって殺されるんじゃないですか?』
悪友『グヘヘwこの本があればそのルールをぶち破れるはずだぜぇwww浪漫だろぉ?』
男『胡散臭い・・・』
悪友『てなわけで今日お前の家で実行だぜぇwwwww』
男『何故に』
悪友「俺の妹はまだ小学生・・・大人の時間を見せるには、速いだろ?」
男「そこだけはまともですけど僕を巻き込まないでくださいよ・・・」
悪友「グヘヘwwwお前は1人暮らしだし良いだろぉ!?な!?友達だろぉ!?」
男(悪魔なんて出て来るわけがないのに・・・まったく)
男『いいですよ。やってみてそもそも春すら来ないということを証明しましょう』
悪友「グヘヘwwwそれでこそマイフレンドだぜぇwwwww」
**********************************************************
@男の部屋
悪友『グヘヘwwwオラ、ワクワクすっぞ!』
男『とりあえず、何かあった時に備えて近くの教会からいただいた聖なる水と銀のナイフ・・・あ間違えたこれ銀の龍だ』
悪友「グヘヘwww俺の股間はもうリヴァイアサンだぜwww」
男『かーッ!気ん持ち悪ぃ!やだおめぇ!』
男『後、先祖伝来の結界も、と』ブブン・・・
悪友『お前超常現象信じてないわりに悪魔祓いの息子だし信心深いよな・・・』
男『先祖の教えは大事ですから』アーメン
悪友『まあいいか。グヘヘwwwそれじゃ御開帳だぜぇwwwww』バラバラ
カッ!!
悪友『ゑ』
男『は?』
バリバリバリバリバリッ!!
悪魔『うぉおぉお・・・2000年ぶりのシャバだぜぇえぇえぇえ!!』
悪友『』
男『』
悪魔『お?俺様に驚いて言葉が出ねぇってか?へっへっへ、その恐怖に満ちた魂、いただきみゃふ』グニーン
男『おおすごい!ほっぺめっちゃ伸びますね!ねぇ、どうやったんですか今の!?どんな手品ですか!?』キラキラ
悪友(お、おい男よ・・・そいつ、ど、どう見ても悪魔だぜぇ・・・そんなにさわさわしてっと地獄にお持ち帰りされるぜぇえ!?)
悪魔『ほ、ほひははひひいへふほは(お、おい話聞いてるのか)!?』グニグニ
男『んー、さっきの爆発のせいでしょうか、ちょっと小汚いですねぇ・・・女の子なんですからもうちょと身綺麗にしましょうね?』聖水ピッピッフキフキ
悪魔『ぎゃぁあぁあぁ顔が焼けるぅうぅうぅ!!』
男『あら!?』
悪友『ひ、ひぃいだぜぇ!!も、もう終わりだ、お終いだ・・・みんな殺されるッ・・・』
悪友『うおおお妹は俺が守る~~ッ!!』ダダダ・・・
ガチャッバッターン! コラウルセーゾコノガキャァ!!
男『あれ、そんな高温じゃなかったはずですが・・・火傷、してしまいました?』
悪魔『あ、あ・・・か、顔に傷がぁあ・・・』
男『ちょっと待ってくださいね・・・ふきふき、と』
悪魔『て、テメェこの野郎・・・地獄に引きずり込んでy』
男『消毒しますから大人しくしてください』グイッ
悪魔『み”ゃうっ!?』
男『ちょっと沁みますからね・・・』チョンチョン
悪魔『う、い、痛い・・・』シッポプルプル
男『おや?・・・』
悪魔『こ、この野郎・・・もう許さねぇ!!悪魔の力見せt』
男『すごい!リアルですね―最近のコスプレは!?』サワサワギュッ
悪魔『!!??///』ビクッ
男『お、おぉ・・・ちょっとふさふさっとしていて、しかもなんだか暖かいです』モフモフサワサワ
悪魔『や、やめ、ろっ・・・あくっ』
男『あれ?ぼ、僕何か変なことしました?』パチクリ
悪魔『う、ぅうぅ!お前引き裂いt』
男『あ!すっごい!翼まであるんですね~!?めっちゃこだわってますね!?』サワサワ
悪魔『ひゃぁあぁあーッ!?』
男『けど悪魔をやるならもっと大きな翼じゃないと。これではまだまだ完璧とは言えませんねぇ』サワサワ
悪魔『あ、あ、あぁあ・・・』
男『ちょっとさっきからどうしたんですか?顔も真っ赤ですし。もしかして熱か何か・・・』
悪魔『も、もう触らないれ・・・おかしくなるぅ・・・』
男『あ、角まで・・・いや~登場シーンから恰好まで、悪魔みたいですねぇ。すごいです』ニコニコ
悪魔『悪魔だよ馬鹿ぁあぁあぁあぁあぁあ!!』
男『・・・え?』
悪魔『え?』
男『役に成りきるのはいいですけど・・・お嬢さん、近所迷惑ですから叫ばないでください?』メッ
悪魔『い、いやその』
男『ま、いつから手品を仕掛けてらっしゃったか存じませんが、もう暗いですからお家まで送りますよ。さぁさぁ、これで体隠して。そんなはしたない格好はイケませんよ?』パサッ
悪魔『だ、だって悪魔だし・・・』
男『はいはい。良いから立って、行きますよ』
悪魔『・・・なんで気づかないの?』
男『はい~?』クビカシゲ
悪魔『ほらこの真赤な眼、見てよ・・・』
悪魔(この眼なら気づくだろう!?ついでに催眠術をかけてやるぜ!!)ヒッヒッヒ
男『・・・』
男『カラーコンタクトですか?綺麗な色ですねぇ』ニコッ
悪魔『』ガーン
悪魔(え、催眠術効かない?・・・し、しかも綺麗な色・・・って)ドキッ
男『ほらほら。遅くなると、家の人が心配しますよ』
悪魔『・・・』シュルシュルシュルッ!
男『えぐッ!?な、し、尻尾が!?』
悪魔『そう、これは俺の体の一部・・・自在に動かせるのさ。それに見ろよ、この牙』ギラリ
悪魔『お前の魂を食べたくてうずうずしてるんだぜ?』ジュルリ
男(まるで肉食獣のような歯と蛇のように二股に分かれた舌・・・これは、コスプレじゃありませんね)
悪魔『翼だって、この狭さじゃ限界があるけど、こうやって・・・』ズズズズズ
男(・・・どうやら僕は、とんでもない勘違いをしていたようです)
男『本物の、悪魔さんでしたか・・・』
悪魔『今頃気づいてももう遅い・・・もらうぜ、お前の魂』ガシッ
男『・・・聖者の結界!』
悪魔『!?』
パキィイィン!
悪魔『な、なんだこりゃぁ?・・・け、結界?』
男『ふー、仕掛けておいてよかったです。まさか本物だったとは』
悪魔『こ、このっ!』ガブッ
男『痛い!けど、無駄ですよ・・・この結界は悪魔の力を封じてしまいますから』
悪魔『あう~~~ッ!』ガブガブ
男『だから痛いですって。破けちゃうじゃないですか』グパッ
悪魔『アガッ』
男『ま、僕の友人が呼び出した人ですからね・・・さて、どうしましょうか』
悪魔(こ、この人間、普通と違う!?悪魔封じの結界に聖水なんて・・・)
男『悪魔祓いとして、消滅させますかね』
悪魔『いっ!?』
男『地獄に送り返すだけですよ?痛いのはちょびっとだけですから』ニコニコ
悪魔『あ、悪魔・・・』
男『悪魔はあなたでしょう』
悪魔『な、なんでも!なんでもいうことを聞きますから地獄に返さないでッ!?』
男『なんでも?・・・』ピクッ
悪魔『あ・・・』
男『良いんですかねぇ、そんな簡単に屈伏して・・・』ワキワキ
悪魔『ひ、な、なんだその手つきは!?』
男『じゃあ、早速・・・』
悪魔『!!』ビクッ

男『ほっぺの傷、ちゃんとガーゼつけときましょうね。ばい菌入っちゃダメですし』ペタペタ

悪魔『・・・へ?』
男『さっき途中でしたからね~。悪魔とはいえ、女性の顔に傷を残してはいけませんから』
悪魔『レイプ・・・しないの?』
男『レイッ・・・あなた、嫁入り前の娘が何を言ってるんですか!』コツン
悪魔『あ痛ッ!』
男『そうそう、なんでもしてくれるって言いましたよね』
悪魔『え!?い、言ってな・・・』
男『言・い・ま・し・た・よ・ね!?』ニッコリ
悪魔『・・・言いました』
男『ではこの契約書にサインを』
悪魔『・・・へ?』
男『とりあえず、うちの家政婦になっていただきす♪』ニッコニコ
**********************************************************
現在@男の部屋
悪魔「ごーはんごはん!」ジタバタ
男「うるさいですよ。それよりベランダを拭いて洗濯機を回してください?」
悪魔「ず、図に乗りやがって・・・」
男「消滅・・・」
悪魔「はいすいません嘘で~す☆」キラン
男「気持ち悪いですねぇ」
悪魔「・・・そこは照れろよ」
男「照れる要素がありません。いいから家事をしてください」
悪魔「クッソ!なんで悪魔がこんなこと!・・・」
男「・・・」ニッコリ
悪魔「家事楽しいな♪スキップしちゃうぞ❤」ルンルン
男「あ、色の濃いものや『ネット』表示があるものはネットにって前教えたじゃないですか~」
悪魔「え、お、教えられてねーし!」
男「じゃ、今教えました。覚えてくださいね?」ポスッ
悪魔「!い、いちいち頭撫でんな気持ち悪い・・・」
**********************************************************
悪魔「!・・・!・・・」ガツガツクチャクチャ
男「・・・」モグモグ
悪魔「んっ!んぐっ・・・ぷっはー!」
悪魔「あ~あ、今日も不味かった」ゲプッ
男「お行儀が悪いですよ」
悪魔「不味いもんは不味いし~」ゴロリ
男「まったくすぐ寝る・・・ほら、寝る前にお皿片付けてください?」尻尾ツンッ
悪魔「ひゃんッ!?て、テメェ!」シュルルルルッ!
男「おっと」パシッ
悪魔「くっ!」
男「お仕置きです」コショコショコショコショコショ
悪魔「あひゃひゃひゃひゃあぐあぁあぁあ!?」
男「相変わらず弱いですねぇ尻尾」シュコシュコ
悪魔「あ、ぐう!ぐっ!・・・し、扱くなッ・・・」
男「さ、片付けしますよ」
悪魔「はぁ、はぁ・・・」ゼーゼー
男(しかし人に巻きつける武器が性感帯ってのはどうなんでしょうか・・・)
悪魔「クソッ・・・たりぃなぁ」カチャカチャ
男(と言いつつ片づけをする・・・偉いですよ)ニコリ
**********************************************************