プロローグ
**************************************************************************************************
その日は気持ちの良い朝でした。

日の光加減もよく、その光によって木の葉が光り輝く。

空は青く、空気も澄んでいる。

そんな日は必ず良いことがあると思っていた。

なのに…。





「ピーポーピーポー」

救急車の音だ。

登校ついでに亡骸(?)を拝んでおくか。

って、ん!?

亜理沙!?

なぜ!?

???「あ、あの」

ん。この声は亜理沙の友達、麻衣の声だ。

俺「何があった!」

麻衣「ふぇ!?…ふぁ。
…えええ、えーとですね。」

それから数秒の間があって、麻衣はこう答えた。

麻衣「私と亜理沙ちゃんで、通学路を歩いてて…」

回想

麻衣「ねえねえ!今日のお兄さん行動どういう感じだった?」

亜理沙「んっとねー。まずお兄ちゃんが起きてー。
なんか馬鹿なことしてた。」



俺「おい。その工程要らねえだろ。」

麻衣「すみません。
まあ、それで、歩いてたんですよ。
そうしたら…」

回想

「バンッ」

麻衣・亜理沙「キャーッ!」

麻衣「あたたたた…亜理沙ちゃん、大丈夫?
…って亜理沙ちゃん!お腹から血が!亜理沙ちゃん!亜理沙ちゃん!亜理沙ちゃん!」



麻衣「…ってのがこの事件の発端です。」

俺「そうか。…そうだ亜理沙は!?」

俺は救急隊員に近付いた。

救急隊員「脈拍、呼吸共に正常です。」

俺「」ホッ

救急隊員「しかし、このままでは身体に重大な影響を及ぼす可能性がありますので、早めの処置が必要です。」

俺「えっ!」

救急隊員「今すぐ病院に連れていかないと、妹さんの命が危ないです。」

俺「俺も付いていって良いですか。」

救急隊員「ええ。もちろん良いですよ。」

病院

俺は妹の安否をひたすら待っていた。

「手術中」と書かれた赤いランプが消え、中から医師が出てくる。

俺「いm…亜理沙は!? 」


さやか編はこちら
http://novel.ruruie.com/article/239/