今日も朝から退屈な日だった。
別段、ハルヒが騒ぎ立てることもなかったし、まあ谷口はナンパナンパナンパ言っていたが。
あいつの頭はナンパでできてるのか?
1度開いて見てみたいものだね。
だが、朝から退屈だったことに変わりはない。
俺の気持ちは今風の言葉で言うなら『マジ卍』だろうか。

放課後。
部活が終わり、帰ろうとした時古泉に呼び止められた。
古泉 「ここではなんなので、僕のクラスに行きましょう」
この時、俺の第6感が危険だと警告していた。
俺は気にしなかったが、少々焦っていた。

2ー9
古泉 「では、単刀直入に聞きます。涼宮さんをどう思っていますか?」
キョン 「どうって、傍迷惑だが、面白いやつだな」
古泉 「ほぉ。じゃあ構いませんね」
キョン 「は?」
古泉 「あなたを殺して涼宮さんの出方を見ます」
キョン 「そんなことしたら機関が騒ぐだろ」
古泉 「ふふっ、機関には黙っています。いわば僕の独断てやつですよ」

そう言って古泉はナイフを取り出した。
キョン 「ま、待て!お前正気か⁈」
古泉 「僕は正気ですよ」
キョン 「正気の人間がそんなことするわけねぇよ。まさかお前、朝倉か?」
またしても、第6感が警告してきた。
こいつは朝倉だ、と。
朝倉 「ばれちゃったか」
顔は相変わらず古泉のニヤケ面だ。
俺が瞬きした時、古泉の顔が朝倉のそれに変わっていた。

朝倉 「もうわかってると思うけど、ここは私の情報制御下にある。誰も入ってこれないわ。長門さんですらも」

朝倉が手を広げると教室は、砂漠のような異次元空間になった。
朝倉 「じゃ、死んで」

朝倉はそう言うとナイフを水平に構え、襲いかかって来た。
俺の体は動かない。
その時だった。
俺と朝倉の間に割って入った奴がいた。
そいつは朝倉に2撃斬撃を加えた。
スパッと斬って回転し、もう一撃。
朝倉は腕を抑えて片膝をついた。
朝倉 「だ、誰よ?」
??? 「誰だかなんていう必要はない」
そういうと正面を向き、俺の目に止まらぬ動きで終始朝倉を圧倒した。
??? 「トドメだっ!」

声と同時に朝倉が光の粒となって消えた。
俺は唖然としていたが、気づいたら教室は元に戻っていた。

青みがかった髪の毛とアホ毛。
誰だったんだ?
敵ではないことは確かだ。

俺がそいつの正体を知るのは、4日後のことだった。

end