令和!!!
...
...言ってみた。(笑)





最終回から二日後の早朝。
サトシ11歳。
手持ちポケモン、
ピカチュウ。
カントー地方
名も無き村。





サトシは、上半身を起こす。
朝日が眩しい。

サトシ「セレナ……?」

サトシは、伸びをする。
あくびも出る。

サトシ「夢か…」

サトシは、立ち上がる。

サトシ「ピカチュウー。」

ピカチュウ「ピカ?………」

ピカチュウが目を覚ます。

ピカチュウ「ピカピー。」

ピカチュウは、サトシの肩に乗る。
サトシは、家の中を見回す。

サトシ「センは外かな?」

サトシは、家を出ようとする。

サトシ「おーい!セーン!」

セン「お、起きたか…」

センが入り口から入る。

セン「朝飯にしよう。」

外に出る。
そこだけ草が生えていない、庭のような空間があった。
抜き取ったのだろうか?
そこでは、火が起こされていた。
その中では、陶器らしい壺のような物が熱せられていた。
その上では、鳥のような物が棒に指され、焼かれている。
しっかり、焼き色がついており、
どのような鳥だったのかは分からない。
センは、壺を火から離す。
蓋を開け、木製の歪なしゃもじのようなもので、
中から米を取りだし、竹製の皿に盛る。
そして、その上に鳥の肉を削ぎ落とした。

セン「ほれ。」

サトシに手渡す。
サトシは、受け取る。
センは、もうひとつの皿に同じことを繰り返す。

セン「ほれ。」

センは、木製のスプーンをサトシに渡す。
そのスプーンは、市販のものと同じくらい形が整っていた。
さっき、センが使っていたしゃもじのようなものとは比べ物にもならなかった。

サトシ「キレイだな。」

セン「俺の幼馴染みが村を出て、覚えてきた技術だ。
  そいつの唯一まともだった土産だよ。」

サトシ「ふ~ん。」

セン「さっさと食え。」

サトシ「あ、あぁ。」





サトシ「そういえば、ニャースは、逃げちゃったのかな?」

サトシは、ふと思いだし、
そんなことを言った。

セン「今更か…」

サトシ「え?」

セン「逃げたんじゃろうのぉ…」

サトシ「ふーん…」

しばらく、沈黙が続く。

セン「どうじゃ?暇じゃろ?」

サトシ「センは、普段、暇じゃねぇーのか?」

セン「暇じゃ暇じゃ。」

サトシ「センは、そんな喋り方してるけど、
   若いんだろ?
   村の人達と、鉱山の発掘に行かないのか?」

セン「あ、ああ…
  そうじゃの…」

センは、考える素振りを見せる。
しばらくしてから、

セン「体が弱いんじゃ。」

と、言った。

サトシ「へー…」

セン「そろそろ…」

サトシ「ん?」

セン「時間なんじゃが…」

サトシ「何の?
   ってか、ピカチュウは?」

サトシは、ピカチュウが居ないことに気がついた。





小屋の裏で、ニャースとピカチュウが話していた。
本来、人間はポケモンの話している内容を理解することは出来ない。
本来なら…

ピカチュウ「ピーカ?」





次回更新 5月1日