いつもの朝、春の暖かい日差しがちょうどいい暖かさを作り、布団の誘惑に誘われながらも俺は大きなあくびをしながら起き上がる。
目覚め?目覚めは..........最悪だ


真姫「やっと起きた、早くご飯食べたら?この私が渋々ながらも作ってあげたんだから」


寝起き早々いいパンチを放ってくるこの女ーー西木野真姫、赤髪ウェーブで見た目は綺麗と可愛いの中間な顔立ちで見るもの全てを虜にする美貌の持ち主.......最悪だ、朝からこいつと会うのは正直疲れる、つまり俺の今為すべき事はただ一つ


A「そうか、なら俺は二度寝をする」

真姫「もう十時よ?真っ当な学生なら起きて 活動を始めていてもおかしくないわよ?それに朝からこんな美少女に起こしてもらえるなんて果報者じゃない」

A「自分で言うなよ」


確かにこいつは美少女だ、正直かなり好みでいつ口が滑るかわからないまである。
だがそれは見た目の話、性格がキツすぎるそれにこいつには

A「あと部屋間違えてるんじゃないですかね?あなたの想い人はここにはいません、わかったら物音を立てずに速やかに立ち去りなさい」

そう、こいつには好きな奴がいる。俺ではなく俺の友達、イケメンで人当たりがよく気も使えてノリもいい........勝ち目0じゃねぇか!いや別に狙ってないけどね〜.......嘘じゃないもん...


真姫「何言ってるの?前にも話したけど練習が必要だって言ったじゃない」

A「もう十分だ完璧すぎる」

真姫「!........ダメよ!」

A「もう俺が教えた料理も覚えたみたいだしあと必要ねえだろ?」

真姫「だからダメなの!まだ付き合ってもらうから!これをバラされたくなければ」 ー写真 ー

A「わかりました勘弁してくださいなんなりとお申し付けを!いやぁ〜真姫様は本当に今日も美しい!朝から私めは幸せでございます!」

美夏「そ、それでいいのよ!全く!もう!///」



このアマ!調子に乗りやがって!.......とは言えず言いなりになるしかない。最悪だ、何故こうなった、俺は再び布団に潜り思い返した


美夏「バラされたいってことなの?」
ー写真ー

さりげなく寝る作戦は失敗しましたよっと



ーーーーーーーー入学初日ーーーーーー



入学式後俺は新たな学園生活に少しの不安とワクワク感を抱いていた。中学の時に色々やらかしてしまい、今は遠く離れたここ、音ノ木坂学園に入ることになったのだ、知らない町、知らない風景、全てが新鮮で浮かれていた。この学園は最近までは女学院だったらしく男子は一クラス平均5人ほどしかいないらしい.......

そんな事を考えていると隣の席の奴が話をかけてきた。

?「これから隣同士だな!俺はBだ!よろしくな」

爽やか系のイケメン男子だな、人当たりも良さそうなやつだ


A「あぁ、俺はA、よろしく」

B「ここらじゃみない顔だけど他方の人?」

A「そう、だから周り知らない人だらけなんだわ」

B「やっぱりか、なら今日の放課後に人集めてカラオケに行く予定なんだけど一緒にいかない?親睦を深めるってことで」

A「いいのか?」

B「うん!仲良くしよ!」

A「.....!おぅ!よろしくな!」

順調な学園生活!こうゆうのを待ってたんだよ!放課後寄り道!最高!その後俺たちは男子四人でカラオケを楽しんだ、その頃にはもう俺たちは打ち解けていた。いいな、青春してるぜ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

C「この学園の女子率の高さ!なんと素晴らしい!」


このガリガリノッポはC、簡単に紹介するとオタクだ、こいつと知り合って分かったことはオタクの会話ってのは意外と面白いということだ

D「お前には縁の無い話.....」

このポーカーフェイスのクリクリお目な背の低い美少女はD.......少女というのは嘘で正真正銘男子らしい、今でも信じがたいけどな、Cとは中学からの付き合いらしい。

A「だな」

B「いやわからないよ?意外と物好きもいるかも」

C「フォローなってないし!むしろ一番傷ついたわ!」

「「ははは」」


あぁ〜平和だ、昔憧れていた学園生活がここにある、友達とくだらない話をして笑いあったり、馬鹿なことを一緒にやって皆で先生に怒られたり、放課後に集まってゲームをしたりしている。昔からは想像できないな





チラッ




A「ん?」

B「どうした?」

A「いや、誰かこっちを見てた気がしてさ」

D「モテる男はつらい.....」

C「うむ」

B「だな♪」

A「Bが言うと冗談に聞こえねえ」

C「何を!俺だってその気になれば女なんていくらでも攻略可能だ!」

D「オタクだから...無理...」

C「くっ!ならこの際Dでもいi」

D「いや!!...」

A「.....それはない」

B「うん、ないな、男はない」

D「はいはい聞こえない、ATフィールド!全開!」

「「....」」

D「...」

A「...あ、そうだBとC、話があるんだけど」

D「待って!嘘嘘!」

「「ははは」」



ジー



凛「ん?どうしたの真姫ちゃん?」

真姫「ヴエェ!な、なんでもないわよ!」

凛「う〜ん、怪しいにゃ」

花陽「凛ちゃん!あんまり詮索はしないであげよ?」

凛「かよちんが言うなら...」

真姫「ありがとう花陽」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「起立!例!ありがとうございました!」

授業が終わり俺たちはいつもどおり教室で駄弁っていた


C「真姫ちゃんが1番好きだな俺は、目の保養になる」

D「希先輩が...1番...」

B「俺は箱推しだからなぁ、1番は決めれない、」

D「照れてないで選べばいいのに...」

B「いやいや、本当だってば」

A「俺は凛ちゃんかな、あとは穂乃果先輩だな」

C「なるほど、元気いっぱい系か」

D「希先輩が1番...いいもん...」

B「わかったってば、Dは希先輩大好きだもんな」

D「うん...」

A、B、C(こいつ可愛いなぁ...)




真姫「ちょっと話しいい?」



a.b.c.d「!!」


花陽「!!真姫ちゃん!?」

凛「!!」


な、なんだ!いきなり話しかけてきたぞ!?


C「は、は、は!」


いやいや、はい!くらい言い切れよ!どんだけ緊張してんだよ!

B「はい、いいですよ」ニコリ

D「B、超いい笑顔...」


Dは微動だにしないな、流石希先輩一筋で通ってるだけある。
Bはさらにイケメンオーラ出しやがった!


真姫「ありがとう、それじゃこの人借りて行くわ」グイッ
A「....」ズルズル〜



.....ん?なんで俺??


ナンデアイツガ

ウソ....

ズルシタンダ!

マキチャンキュウニドウシチャッタノ?

ワカラナイニャー


A「......え?」


え?マジでなんで?ウィザードトーナメントに選ばれた時のハリーポッターと同じ感覚!



A「え?なんで俺なんすか?意味が」


真姫「狼やハイエナは群れをなさねば何もできないけど、あなたは違うんじゃないの?」


BCD「「?」」

A「.....」

B「Aどうした?」

A「いや、なんでもねえよ、まぁとりあえずご指名されたんでいくわ」

B「抜け駆け禁止な?」

A「俺ができると思うか?」

A以外「「「無理だな」」」


こいつら.......


凛「真姫ちゃん急にどうしたの?」

花陽「びっくりしたよ、急に男子に話しかけるんだもん」

真姫「ちょっと用事あるからを思い出しただけよ」クルクル


西木野真姫.........どうしたもんかな、まさか知ってる奴がいたなんて.......俺が元不良だったことを



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


A「要件はなんだ?」

真姫「その様子だとこれはあなたで間違いなさそうね、あなた暁の獣でしょ?」ー写真ー


確かに俺だった、でもこれ中々カッコイイアングルで取れてるな、よし許すか、うんそうしよう......なんていうと思うなよ!!あとそのアダ名はやめて!俺名乗ってないから!周りが勝手にいってただけだから!


A「その写真どうする気だよ」

真姫「そうね、バラ撒くのも悪くないわn」


させるかよ....俺は即座に取り上げてビリビリに引き裂いた


A「ふ〜ん、なら捨てれば問題ないな、証拠もないし」

真姫「...流石ね、あの距離から一瞬で取り上げるなんて、動きが見えなかったわ」


ふ〜〜〜!!あっぶねぇぇ!!こいつとんでもないな


真姫「まぁそれを破られても意味ないんだけどね、パソコンにもバックアップとってるし」


.......はい積んだもう無理だな、いや、何と無くそんなうまくいかないんじゃないかって予想ついてたけどね?ガチで!


A「....頼む、あいつらにはバラさないでくれ、初めて出来た大事な友達なんだ!」

真姫「ふ〜ん、なら貴方が私の言うことに従うならバラさないわ」

A「.......わかった」

真姫「.......」

A「?なんだよ?」

真姫「へっ///あ、あの....私と」

A「お前と?」///

真姫「わ、私と.......私と付き合!......私と付き合うフリをしなさい」

A「え?なんで⁉︎」


え〜何この女〜⁉︎告白だと思って少し浮かれた俺の淡心を返せ!なんやねん!フリかい!童貞いじめ反対!


真姫「え⁉︎えっと......」


いやもうその反応でわかったわ


A「つまり好きな人がいるから練習させろとかいいだすんだろ?」


真姫「................そうよ」


え〜正解したのに落ち込むのかよ、なら相談しなければいいのに.....馬鹿なのかな?


A「んで誰なんだ?まぁ俺に相談するならあいつらの中の誰かだろ?誰だ?Bか?」


真姫「べ、別に好きな人なんていないわよ‼︎」


A「はぁ⁉︎今いるっていったじゃん!」


真姫「言ってないわよ!」


そんな...めちゃくちゃだぁ...


真姫「えーと...ほら!私結構色んな男子に話し掛けられてそろそろめんどくさいから彼氏がいることにしちゃえばなくなるでしょ!」

A「いやいや、それスクールアイドルとしてどうよ?」

美夏「なによ!逆らう気⁉︎なら」
ー写真ー

A「いえいえ!滅相もございません!是非とも付き合わせてもらいます!」

美夏「それでいいのよ馬鹿!」///



なんだとこの野郎!!意味わからん言い訳並べてきたくせに馬鹿扱いですか馬鹿野郎!....
とは言えず...


真姫「そうね、なら早速料理でも教えなさい、どうせならと彼氏が出来た時の練習もしたいし」

A「いや待て、練習ったってどこでやるんだよ、それに部活あんだろ、あと俺は料理なんて出来ねえから」

真姫「下手な嘘はやめなさい、あなた年齢偽って厨房で働いてたじゃない、それに今日は部活は休みよ、あと場所はあなたの家でいいでしょ、両親いないんでしょ?なら別に気を使わなくても良さそうだし」

A「なんでもわかりますねぇ?あなた私のこと大好きでしょ絶対!」

真姫「そんなわけないじゃない!馬鹿じゃないの!」


そう、俺には家族がいない、優しかった父親は俺が6歳の時に死んだ、母親からは元々嫌らわれていたから虐待を受けてたんだ、それで母親は警察に捕まり現在は牢屋にいる。そんな過去からかおれは人を避けて、荒れて、かつ自分の好きなように生きてた、まぁ結果的に今は落ち着いたが


真姫「とにかくもう決定だから変なことは考えないでね」ー写真ー

春十「わかったから勘弁してくださいマジで」


写真まだあったのかよ!


真姫「そう?なら許してあげる感謝しなさい?」



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それから今朝にいたる、あれから部活ある日でも暇があれば来やがる来、料理の方は覚えも早く普通に家庭レベルにはなってるのに今だ解放されない、まぁ飯を作ってくれんのはありがたいけどな

A「んで今日は何の練習したいんだよ?」


真姫「今日はデートよ、あと明日月曜だから学校じゃない?しばらくは私と登下校してもらうわよ」


マジかよ.........



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なんで私の事忘れてるのよ!.......馬鹿....