キーンコーンカーンコーン
 今日も学校の終わりを告げるチャイムが鳴る僕には放課後から家に帰るまでが死ぬほどいやだそれは・・・
 「待ってたよ海原海斗君」
 そう僕はこの高橋率いるチャラ男たちに毎日のようにいじめを受けるからだ。海斗は逃げた。全速力で逃げた。
だが、学校から最寄りの駅まで約2キロそんな部活もやっていない海斗が逃げ切れるはずもなく500メートルほどで捕まってしまった。
 「今日はあなた達に払うお金はない!」
 勇気を振り絞って言っただがそんなことを言ったからと言って彼らが帰るはずもなく海斗のカバンを奪い中身を確認された。幸運に財布は家に忘れてきてしまったのでカバンをあさられたところで何もない相手も何もないのを確認したところで拳に力を入れたのを確認できた殴られると思ったときには高橋の拳は海斗の腹部にめり込んでいた
 「がはぁ・・・」
 海斗は殴られた瞬間に口からよだれと一緒に叫びにもならない苦痛の叫びが出た
 「明日きちんと持って来いよもし忘れたら分かってるよな」
そう言い残した高橋はその場を仲間たちと一緒に去っていった。
 「い、痛ぇ」
 悔しさを胸に家に帰った
 家に帰ると誰もいない、両親とは高校生活を機に分かれ一人暮らしを始めたのだ。まず家に帰ったら今日のいやなことを忘れるため宿題のない日はすぐにパソコンを起動させ今もっともはまっているゲーム(ファンタジーオブマジックパラディン)を起動させるゲームの中では集団PKをやられない限り嫌な思いをしないそんな事を考えながらゲームを始めたゲーム内ではアバターという自分の分身を操作してゲームを進行させる。このゲームはオンラインにつなげば世界中の人とキャラクターを通じて話すことができる。海斗はこのゲームの開始とほぼ同じ時期に始めたそして海斗が使っているキャラクターは魔法戦士という職業だなんともファンタジーにはぴったりの職業そしてリアルとは反対の性別の女性を使っている。しかしよほど心が疲れていたのだろうゲームをやりながら眠ってしまった。海斗は夢で自分のアバターに出会った。
「あなたの力が必要なのです。どうか私たちの世界を救ってください!」
  海斗は目が覚めた。 
 「何かすごく変な気持ちだなぁ~」
 海斗は夢で助けを求められた事を覚えていない。だが心に違和感があるまま部屋を出た。キッチンへ行き朝食のトースト1枚とスクランブルエッグを食べ学校へ行った。朝は高橋たちは絡んでこないため気が楽なのだそんなことを考えつつ学校へ着いた。朝のHRホームルームが始まって先生から報告があった。
 「今日は転校生がうちのクラスに来ます」
 珍しかった。小学校、中学校での転校生はいたが高校生ではとても珍しいことだ。
先生が入室の許可を出すと教室に入ってきた教室が少しザワついた。それは入ってきた人があまりにも美しすぎたためだ。
 「では、自己紹介をしてもらいましょう。自分の名前と一言を言ってください」
 先生が話し出すとクラスメイト達が興味を持ち出しクラス中が静まり返った。
 「私の名前は佐藤 瑞希です。皆さんと友達になれたら良いなと思います。これからよろしくお願いします。」
 海斗はとてもびっくりしている。名前と姿が自分のゲームのアバターと同じだからだ。確かに魔法戦士の職を取っているため鎧を身に着けているが中身はヒューマン(人間)本当に現実世界に来たとしてもクラスメイトと見分けがつきにくい。
 「佐藤さんの席はどこがいい?」
と、先生が尋ねるとクラス中が手をあげ転校生は少し驚いている。それはそうだこれだけの美女が来たなら誰よりも1番に友達になりたいのだ。先生も困り果てたようで一つ提案を始めた
 「みんなの気持ちはよく分かった。なら、公平にくじ引きで席替えを行おう」
 先生の提案をみんな仕方なく承認した。そしてくじ引きが始まった、みんな順番にくじを引いた海斗の番が終わり瑞希の番が来た。くじを引くときになぜか海斗には見えた瑞希の手が一瞬だけ光った事に。クラスメイトはそれに気がついていない
 「くじはみんなの手にあるなではその場所に自分の荷物を持って移動!」
 先生が移動開始の合図を出すとみんなその席に移動を開始した。海斗の席の隣は瑞希だった。