穂乃果「空を飛べたらいいのになぁ」

海未「何を言っているんですか?」

穂乃果「ほら、よくあるじゃん。教科書とかに

載ってる例文でさ」

海未「ああなるほど」

穂乃果「穂乃果にも翼があれば、鳥みたいに大

空を呑気に飛び回れるのに」

海未「それはいいですね。ですが…」





海未「あなたには、この課題を全て終わらす義

務があります!」

穂乃果「もー!分かってるよ!」

海未「ですから、そんな妄想に耽っている場合

では無いのです!大体ですね、計画を持ってし

っかり進めていれば…」ガミガミ

穂乃果「妄想じゃ無いもん!気を紛らわせてる

だけだもん!」

海未「そんな事してる暇があったら、さっさと

手を動かしなさい!」

穂乃果「ちょっと分からないんだからしょうが

ないじゃーん!」

海未「さっきからずっとじゃないですか!あん

まりふざけていたらおやつ禁止にしますよ!」


穂乃果「よーし、穂乃果本気出しちゃおうかな

ー!」

ーーー

穂乃果「えーん、助けてことりちゃーん」

海未「ことりは今日、家の用事で学校にいませ

ん。今部室にいるのは私達二人だけですよ」

穂乃果「知ってるけど…」

穂乃果「ことりちゃんはともかく、何で他の皆

はいないの?」

海未「1年生はやる事がないのでさっさと帰りま

した。3年生の皆さんは勉強会だそうです」

穂乃果「要するに誰もいないんだね…つらい

よ…」

海未「だからこうして私がわざわざ監視に来た

んじゃないですか。一人だとかえってやらなく

なってしまうでしょうから」

穂乃果「そーだけど…」

海未「あとどのくらい残ってるんですか?早く

しないと、下校時刻になってしまいますよ」

穂乃果「あとちょっと…これだけなんだよ」

海未「あと本当に少しですね。頑張ったじゃな

いですか」

穂乃果「穂乃果も、集中すればできるんだよ」

海未「知っていますよ」

穂乃果「あと少しなんだけど…ここだけどうや

ってやるのか忘れちゃったなぁ」

海未「授業で先生が言ってたじゃないですか。

ここはですね、こうして…」

穂乃果「あーっ!思い出した!こうするんだ!

やったよ、終わった!」

海未「お疲れ様です」

穂乃果「ふぇぇ…大変だったよぉ〜」

海未「全く…ですが、これでやっと帰る事がで

きますね」

穂乃果「やったね!海未ちゃん、何か食べに行

くよ!」

海未「ダメです…と言いたいところですが、今

日は頑張ったのでよしとしましょうか」

穂乃果「やった!」

海未「ただし、明日から課題はしっかりやるん

ですよ?」


穂乃果「やるやる!だから、早く行こうよー!」

海未「わかりました。ちょっと待ってくださ

い」

海未(早く行きたいのは私も同じですよ、穂乃

果)

ーーー

穂乃果「このジュースおいしい!みてみて海未

ちゃん、これ新作なんだよ!」

海未「さっき注文したのを見たので知っていま

すよ」

海未「しかし、今日に限ってあんまり混んでい

ないので良かったですね」

穂乃果「たしかに、いつもならこの店すごい混

んでるのに。なんでだろう」

海未(本当は他の場所でA-RISEがイベントをし

ているので、そっちに人が集まってるんだと思

いますが)

海未(予定通り今日来れたのは正解でしたね)

穂乃果「海未ちゃんは何か頼まないの?」

海未「私は別に空腹ではないので結構です。帰

ったら晩御飯もあることですし」

穂乃果「嘘だぁ。さっきお腹鳴ってたの知って

るよ」

海未「なっ…。聞こえていたのですか//」

穂乃果「ほら、穂乃果のあげるよ。お腹空いて

るんでしょ?」

海未「別に飲みたい訳では…」

穂乃果「いいから!ほら!」

海未「仕方ないですね、一口だけいただきま

す」チュ-…

海未「ん…甘くておいしいです」

穂乃果「でしょ?穂乃果が好きなイチゴを使っ

た新作フレーバーなんだって」

海未(通りでこんなに甘い訳ですね。『穂乃果の

好きなイチゴを使ったフレーバー』略して『穂

乃果フレーバー』ですね…って何を考えてるん

ですか私)

穂乃果「今度はチョコフレーバーも出るみたい

だからまた来ようかな?っていうか何でこれ

までチョコフレーバーがなかったんだろ」

海未「…」

海未「ってあれ、今のは穂乃果のジュースで

したっけ?」

穂乃果「そうだよ?それがどうかした?」

海未「えっ」

海未(…ってことは、あれですよね、これ)

海未(地味に関節キスしてるじゃないです

か!!!破廉恥です!!!!!!)

穂乃果「っていうか何で海未ちゃん顔真っ赤な

の?もしかして体調悪い?」

海未「…なんでもありません!!//早く飲んで

くださいそれ!!!////」

穂乃果「えええっ!何で怒ってるの⁉︎」


ーーー


穂乃果「はあ、楽しかったね」

海未「そうですね、ジュースの後はゲームセン

ターに行って、アキバのアイドルショップに行

って」

穂乃果「最後はA-RISEの路上ライブも見れてラ

ッキーだったね」

海未「ええ、路上ライブというには人があまり

にも多すぎましたが」

穂乃果「でもこれも海未ちゃんが課題を手伝っ

てくれたお陰だよ!ありがとう!」

海未「ええ、まあそうかもしれません」

海未「今度から課題はしっかり終わらせるんで

すよ?そうすれば…」

海未「今日よりもっと長い時間遊べるんですか

ら」


海未(私だって、たまには穂乃果を一人じめした

いですし)

穂乃果「そうだね!今度からそうするよ!」


海未「ええ、って言っても三日坊主で終わって

しまう気がしますが」

穂乃果「あれ」

穂乃果「でもそれだと、海未ちゃんのお腹が減

らなくなっちゃう!それは大変だよ!」

海未「何で大変なんですか?」

穂乃果「だって」


穂乃果「そうじゃないと穂乃果と一緒のジュー

ス飲めないでしょ?」ニコッ

海未「なっ…//」

海未「破廉恥です!!!///さっさと帰ります

よ!!」


穂乃果「えええっ!!だから何で怒るの⁉︎」


海未(関節キスは、まだ慣れません…)


end


Twitterやってます→【@gumisslive】